札幌の離婚専門行政書士 木田晶子です。
今日のテレビのワイドショーでもやっていますが、大物(?)芸能人が離婚しました。その時決まっていわれるのが「芸能人のおしどり夫婦として知られた、あの夫婦が離婚・・・」。
いやいや~、誰もおしどり夫婦だなんて思っていませんから。
そもそも、本当におしどり夫婦なんて夫婦が、この世の中にいるのでしょうか?
離婚相談にいらっしゃる相談者の割と多くが「夫婦仲は本当に良くて、夫婦喧嘩はしたことがない」といいます。
でも、この方は「離婚したいと考えている」相談者です。
その相談者に「あなたが離婚したいと思う気持ちを、相手(夫又は妻)に伝えたら相手からどういう返事が返って来ると思いますか?」と質問すると、決まって「・・・わかりません。」と答えます。
夫婦仲が良くてケンカしたことがないということは、必ずしも、相手のことをよく理解しているからケンカをしないということではありません。
この相談者も「離婚したい」と思う位ですから、相手に本心を言えないこと、相手に同調していることに、違和感を感じていたのです。
反対にいつもケンカばかりしている、というのも問題ですが程々にケンカして、お互いに思っていることを言い合い関係を修復することを心掛けてきた夫婦のほうが、協議離婚に関しては、相手の考えや行動が予測できる分、離婚手続きを進めやすいような気がします。